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海水魚飼育に必要な用品まとめ

海水魚水槽

この記事では、マリンアクアリウム、その中でもカクレクマノミ(ニモ)やナンヨウハギ(ドリー)といった海水魚を飼育するのに必要な用品について解説していきます。

そもそもマリンアクアリウムについて全く知識が無いという方は↓

皆さんはアクアリウムと聞いてまずはじめに何を思い浮かべますか?この記事では「アクアリウム」とは一体何なのかを説明していきます。そもそも「アクアリウム」って?アクアリウムとは、水生生物の飼育設備のことを指す言葉です。アクアリウムの日本語直訳が「水族館」であることからもなんとなく理解できるのではないでしょうか?ただ、趣味の世界での「アクアリウム」は単に「水槽」や「水槽での水生生物の飼育」を意味する事がほとんどです。要するに、アクアリウムとは、様々な水生生物を水槽で飼育する事なのです。アクアリウム...

 

マリンアクアリウムで飼育できる生物について知りたい方は↓

この記事では、マリンアクアリウムで実際にどんな生き物を飼育できるのか、どんな生き物を飼うのが人気なのかという実際のアクアリウム事情について説明していきます。マリンアクアリウムといったら鮮やかな海水魚飼育 アクアリウムと聞いてまず誰もが想像するのは熱帯魚の飼育でしょう。アクアリウムという言葉は魚の飼育に限定した言葉ではないのに、「アクアリウム=魚の飼育」というイメージで広く認知されているのは、実際のアクアリウムのほとんどで魚の飼育が行われているからでしょう。実際にデータがあるわけではありま...

 

以上の記事を先に読んでおく事をおすすめします。

海水魚飼育に必要な用品一覧

以下画像クリックでcharmの商品販売ページへ飛びます。

水槽

ガラス水槽

アクアリウムをする上で必要不可欠です。サイズや素材、品質など水槽には様々な種類、違いがあります。

詳しくは下記の記事で解説しています。

この記事ではアクアリウム、特に海水での飼育、マリンアクアリウムを始める際に必ず必要となる水槽の種類と選び方について詳しく解説していきます。具体的なおすすめ水槽を手早く知りたい方は以下の記事へどうぞ。 サイズによる水槽の種類一般に市販されている水槽ではある程度決まったサイズが存在し、これを「規格水槽」といいます。代表的なサイズでは、30cm×30cm×30cm(30cm立方体)水槽を「30cmキューブ水槽」、60cm×30cm×36cm水槽を「60cm規格水槽」、90cm×45cm×45cm水槽を「90cm規格水槽」などと呼びます。このような広く統...

 

水槽台

水槽台

水槽は思っているよりも重くなるものですので、安全の観点から専用の水槽台を使うべきだと言えます。

アクアリウム専用の水槽台は数千円~から売られています。

詳しくは下記の記事で解説しています。

アクアリウムにおいて水槽を設置する際、専用の水槽台を使用するのが好ましいです。この記事では、水槽を置くための水槽台の種類と、おすすめの水槽台について解説していきます。水槽台は必要?水槽台が必要な理由そもそも、水槽を置くのに専用の水槽台が必要なのかという疑問があるかもしれません。結論から言ってしまうと「専用の水槽台を使うのが無難」だといえます。 水槽は水を入れるというその性質上、どうしても非常に重くなってしまいます。水1リットルほぼ1kgですので、30cm水槽で約30kg、60cm水槽だと60kgを超える水量...

 

水槽用マット

水槽マット icon

水槽と水槽台の間に敷くマットです。水槽を直に水槽台に置くと最悪の場合水槽底面が割れてしまう恐れがあるので水槽用マットは必ず敷きましょう。

アクアリウムショップなどで専用のものが売られています。場合によっては水槽に付属していることもあります。

ホームセンターで売られているウレタンマットなどを切って自作しても問題ありません。

ろ過装置(フィルター)

エーハイムフィルター

海水魚を飼育することで、海水魚の糞や餌の残りなどが原因で飼育水は日々汚れていきます。

この汚れをろ過し、綺麗な海水にする為のフィルターは設置が必須だと言えます。

海水魚飼育でのろ過の仕組みや、使用されるフィルターなどについては下記の記事で詳しく解説しています。

アクアリウムをする上で、なくてはならない存在である「ろ過」海水水槽では、淡水水槽とはまた違ったろ過方式が存在します。大きく2種類に分けると、「通常ろ過」と「ベルリンシステム式ろ過」の2つに分類する事ができます。また、使用するフィルターは、「外部式フィルター」と「プロテインスキマー」がメインとなります。この記事では、海水水槽で使用されるろ過方式を解説し、また筆者のおすすめのフィルター、プロテインスキマーを紹介していきます。そもそも「ろ過」とは?水槽内の海水は、魚やその他生物(微小生物、バクテリア等...

 

ろ過の仕組みを知ることは海水魚飼育において重要な事ですので上記記事は読んでおく事をおすすめします。

照明

LED照明 icon

水槽内を明るく照らす水槽用照明も飼育には必須の用品です。

海水魚飼育の場合ならそこまで強力な照明は必要なく、鑑賞しやすい程度の明るさがある照明で十分です。

照明については下記の記事で詳しく解説しています。

アクアリウムをする上で必要になってくる照明設備、海水水槽ではどんな照明を使えばいいの?サンゴはどんな照明なら飼えるの?この記事では海水水槽で使用する照明について解説していきます。そもそも照明って必要?アクアリウムをする上で照明は必要です。理由としては、 きっちりと点灯時間を決める事により朝と夜をつくる必要がある人間でも1日中朝だったり夜だったりしたら体内時計がおかしくなってしまいますよね。魚やサンゴにとってもこれは同じで規則正しい照明の点灯は魚やサンゴの健康に繋がります。 光を必要とする生体がい...

 

人工海水

人工海水

水道水に溶かす事で海水をつくれるマリンアクアリウム用人工海水は海水魚飼育には必須のアイテムです。

マリンアクアリウムに使用する人工海水は水道水に溶かしたときに天然の海水に近い成分となるよう、塩(塩化ナトリウム)に様々な成分が添加されているものです。

スーパーなどで売られている食塩ではマリンアクアリウムで使用する海水は作れませんので注意してください。

人工海水についての詳細や、おすすめの人工海水については下記の記事で解説しています。

海水魚飼育、サンゴ飼育に欠かす事のできない人工海水(の素)ですが、あらゆるメーカーから様々な種類の人工海水が販売されています。この記事では各社人工海水の特徴と違い、おすすめの人工海水について解説していきます。人工海水とは?人工海水(じんこうかいすい、artificial seawater)とは海水の組成を模して人工的に調製された液体、もしくはその元となる粉末や濃縮液のことである。海水を必要とする生物の飼育や培養において、入手性、再現性、廉価性などの理由から天然海水の代用となっている。一方、人工海水を作るには、pHや...

 

カルキ抜き(塩素中和剤)

カルキ抜き icon

水道水に含まれる塩素は海水魚にとって非常に害のあるものなのでこれを無害にするカルキ抜きも海水魚飼育では必須のアイテムです。

ただし塩素を中和できる浄水器を使用する場合や、人工海水にカルキ抜きが含まれている場合などには用意する必要はありません。

比重計

比重計

海水の塩分濃度を測定する為に必要です。

比重計には安値なフロート式と若干高価な屈折式があります。

フロート式の特徴として、安値で購入できるが気泡や比重計自体の劣化などで誤差が出やすい点が挙げられます。

一方、屈折式の特徴としては、高価だが正確な比重・塩分濃度が測定しやすい点ですね。

予算に応じて選びましょう。ただ、屈折式でも誤差は出ることがある様なので屈折式だから絶対に誤差が出ないということではありません。

筆者は10年以上上記のディープシックスというフロート式比重計を使用していますのでフロート式でも普通に飼育できます。

ただし6年目あたりで気になって新しいディープシックスに買い換えたところ、新品と使用していたものではかなりの誤差がありましたので、フロート式でしたら数年に1度買い換えるのが安心かもしれませんね。

ヒーター/クーラー・ファン

ヒーター icon

水槽内の温度を一定に保つため、冬場では水槽用のヒーター、夏場では水槽用のクーラーもしくはファンが必要になります。

海水魚、サンゴの飼育をするうえで、水温の管理は欠かせないものです。日本の気候では冬になると水槽用のヒーターを使い、水温を上昇させる必要があります。この記事では冬の時期の飼育に欠かすことのできないヒーターの使い方、選び方、おすすめの製品について解説します。海水魚・サンゴ飼育にヒーターは必要?結論から述べますと、冬の時期には必ず用意する必要があります。というのも、海水魚やサンゴは24~26℃くらいが活動に適した水温であり、日本の冬の住宅でヒーター無しにこの水温を維持するのは極めて難しいです。 暖房...

 

4月になり、暖かい日が続くと春の訪れを感じますね。アクアリウムにおいても、水槽内の水温が上昇し、水槽用のヒーターを外すことも考え出す季節です。そしてしばらくすると、あっというまに気温はぐんぐん上昇し、アクアリウム、特に海水魚やサンゴを飼育する上で厳しいシーズンとなる夏がやってきます。この記事ではそんな厳しいシーズンである夏にかかせない、水槽の高水温対策、冷却法、クーラーについてまとめていきます。夏場のアクアリウム夏場はアクアリウム、特に海水魚・サンゴ飼育をする私たちにとっては厳しい季節です。熱...

 

エアーポンプ

エアーポンプ icon

いわゆる「ぶくぶく」です。水槽に酸素を供給する為に必要となります。

プロテインスキマーやオーバーフロー式ろ過を使用する場合など、必要ないこともあります。

新しく海水魚を購入してきたときの水合わせや、人工海水を水道水に溶かすときなどに使用することもあるので、予備に1つ2つ持っておくと何かと便利です。

水温計

水温計

水槽内の水温を知るために必要です。

底砂

ライブサンド

水槽の底面に敷く砂です。海水魚飼育では普通、サンゴ砂という天然のサンゴの死骸(骨)を細かく砕いたものを使用します。

サンゴ砂を敷く事で自然の海の風景を再現できます。また、サンゴ砂が徐々に徐々に溶けることにより、水槽内のpHを維持する効果もあります。

底砂は必ず必要な用品ではありません。採用するろ過方式によっては使用しない方が良い場合もあります。

使用する場合も、どの程度使用するかはベテランの人達の間でも様々な意見があり、一概にどれほどの量が適量と言う事は出来ませんが、一般に3~6cmくらいの厚みになるように敷くのが良いと言われることが多いです。

ライブロック

ライブロック icon

海水魚飼育では重要な役割を果たすアイテムです。天然の海で採取された岩です。

この岩には様々な生物が付着しており、ろ過バクテリアや有益な微生物の宝庫だと言えます。

この岩を水槽に入れることで付着している有益な生物群ごと水槽内に自然の海の環境を再現しようというイメージです。

飼育方式により使用しない場合もありますが、基本的には必要なものだと考えてください。

ライブロックについては下記の記事で詳しく解説しているので読んでおく事をおすすめします。

ライブロックは海水魚飼育、サンゴ飼育において必須のアイテムともいえます。しかし、飼育初心者の方にとっては「魚の飼育に石が必要ってどういうこと?」など様々な疑問があると思います。この記事では、そもそもライブロックとは何なのか、また、ライブロックの必要性や使用方法・レイアウト方法、ライブロックを使うメリット、おすすめの通販サイトなど、ライブロックについて徹底的に解説していきます。そもそもライブロックとはライブロックとは、簡単に言うと様々な生物が定着した岩(骨)のことです。文字通り「生きている岩」だ...

 

海水魚用フード

餌

飼育している海水魚の餌はもちろん必須のアイテムです。

餌の素材や大きさなどで様々な製品が発売されているので飼育している生体に合わせて使用します。

海水魚を飼育するにあたって、餌は必ず必要になるものです。餌とひとくちに言っても、乾燥フード、冷凍餌、生餌など多くの種類があり、また、どのような素材(肉食系向けか、草食系向けかなど)を使っているかの違いもあり、実に様々なタイプの餌があります。また、海水魚用の餌を販売しているメーカーも多く、どれを選べばよいのか迷ってしまうと思います。この記事では、海水魚飼育で使用される餌について、その種類や違い、おすすめの餌について解説していきます。餌の種類海水魚に与える餌としては、大きく分けて3種類あります。乾燥...

 

その他メンテナンス用品など

バケツ icon

人工海水を溶かすためのバケツは1つは必ずいりますが、大小いくつか持っておくと何かと便利なので用意しておきましょう。

筆者は40Lのバケツを2つ、10Lのバケツを3つ所持しています。

また、水換えの時にはホースを使って水槽から水を抜くと楽に水換えができるので水換え用のホースも用意しておきましょう。

まとめ

海水魚飼育に必要な用品は意外と少ないです。

一般的な水槽サイズの60cm規格水槽でしたら2万円~3万円で十分に飼育が始められます。

ネットショップなどを利用する事で更に安く済ませることもできるかもしれません。

海水魚飼育は淡水魚・熱帯魚飼育に比べて難易度が高い、などと言われる事がありますが、必要な用品だけ見れば淡水魚飼育と異なるのは人工海水とライブロックくらいなもので、使用する用品という観点から見れば淡水魚飼育と大差ありません。

確かにその運用面や維持という点では若干海水魚飼育の方が難しいと言えますが、こちらに関しては事前の情報収集の不足が原因の場合が多いので、当サイトや、他の海水魚飼育について詳しく解説しているサイトや書籍等で勉強して頂ければ実際の難易度としては海水魚飼育は淡水魚飼育と同じくらい、とても簡単な趣味になります。

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