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【コケ掃除にも】美しい見た目のおすすめヤドカリ4選

水槽の掃除屋として知られるヤドカリですが、掃除屋に留まらない美しい見た目を持つ種が多いのをご存知ですか?

この記事では、そんな美しい見た目を持ちコケ掃除もしてくれるおすすめのヤドカリを紹介していきます。

ヤドカリって?

ヤドカリの画像

ヤドカリは甲殻類の中でもカニやエビと同じ十脚目に属する生き物です。

巻貝など貝殻に体を収め、常に持ち歩いて行動をします。

この特性が他人(貝類)の宿を借りているように見える事からヤドカリ(宿借)というわけですね。

 

マリンアクアリウムにおけるヤドカリは

カニやエビと同じく掃除屋、クリーナーとしてのポジションを確立しています。

雑食性が強く、コケや藻類、残り餌など何でも食べるので入れておくだけで水槽を綺麗にしてくれます。

 

特に残り餌には敏感に反応しますので餌を与える量の多い水槽で良い働きをしてくれます。

カニのように魚を襲う事はほとんど無いので安心して導入できる点もヤドカリのいいところです。

ヤドカリを飼育する注意点

ヤドカリを飼育する際に注意すべき点としてはサンゴとの共存巻貝への被害が挙げられます。

 

ヤドカリはどんなサンゴでもポリプの上をお構い無しにズカズカと歩いていくので

サンゴが嫌がってポリプを閉じてしまうことがあります。

特にLPSは頻繁にこういったことをされると調子を落としてしまいますので

心配でしたらヤドカリの導入は見送りましょう。

 

また、ヤドカリは自分に合った貝殻を見つけるために巻貝を襲うことがあります。

シッタカ貝などコケ取り用に入れていた巻貝が襲われることがたまにありますが

こればかりはどうしようもないので諦めるかそもそも巻貝を入れるのを控えましょう笑

 

しかしこれらのデメリットを差し引いてもヤドカリをクリーナーとして入れるメリットは大きいです。

見た目や動きも可愛いですし非常に優秀なクリーナーですので是非飼育をしてみて欲しいと思います。

おすすめのヤドカリ

ヤドカリが優秀なクリーナーだという説明をしましたが

ヤドカリの中にはクリーナーに留まらない美しい見た目を持つ種類が多いです。

ここからは筆者の好きな見た目のヤドカリを5種類紹介していきます。

ユビワサンゴヤドカリ

海水水槽に入れるヤドカリとしてはド定番なヤドカリです。

脚のブルーのリングが非常に美しく、いかにも海水生体らしいカラーリングですね。

この美しさでクリーナーとしても優秀、値段もそこまで高くないと

あらゆる点で優秀すぎる筆者イチオシのヤドカリです。

シロサンゴヤドカリ

その名の通り、白い体色が特徴的なヤドカリです。

脚はグレーの縞々模様が入り、その特徴から別名ゼブラハーミットクラブとも呼ばれます。

派手なカラーリングというわけではありませんが、

この素朴な感じが渋くて個人的には大好きなヤドカリです。

値段もサンゴヤドカリの中では比較的安価で手を出しやすいのもポイントが高いですね!

ベニワモンヤドカリ

足とハサミに赤と橙色の輪模様が特徴的なヤドカリです。

このバチバチに派手な体色と、ヤドカリの中では比較的大きくなることから

水槽内でとてもよく目立つ、主役級の存在感のあるヤドカリです。

 

通常のヤドカリが好む巻貝ではなく、平べったい形状の貝殻を宿として好むので

マガキガイを入れている場合は襲われる場合があるので注意してください。

スカーレットリーフハーミットクラブ

なんだか噛んでしまいそうな長い名前のヤドカリです。

スカーレットの名の通り真紅の体色を持つ非常に美しいヤドカリです。

おそらく流通するヤドカリの中では最も赤いです。

 

あまり大きくならない小型種なので小型水槽におすすめです。

(大型水槽に入れるとどこにいるかわからなくなること必至です笑)

 

通常のヤドカリの3倍くらいのお値段がしますが赤い個体ということなので仕方が無いですね。

まとめ

ヤドカリについて知ることができましたでしょうか。

ヤドカリは働きも見た目も優秀なクリーナーですので是非飼育してみて欲しい生体です。

ライブロックを一所懸命登ったり餌を与えるとどこからともなく現れたり見ていて飽きないです。

コケに悩んでいる方や海水魚以外に何か綺麗な生体を入れたいという方におすすめです!

 

参考になりましたらTwitterやFacebookでシェアして頂けると嬉しいです。

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